5日夕方、対馬市で民家の台所を焼く火事があり、この家に住む高齢の女性が死亡しました。

火事があったのは対馬市豊玉町の佐伯光政さん85歳の木造2階建ての住宅で、5日午後5時前、近くに住む息子から「台所から出火。やけどを負った人がいます」と消防に通報がありました。
火はおよそ30分後に消し止められましたが、この火事で全身にやけどを負い、意識不明の重体で病院に搬送された佐伯さんの妻・作惠子さん80歳がその後、死亡しました。
台所には料理中の鍋や作惠子さんの焼けた上着などがあり、警察は何らかの原因で火が衣服に燃え移った可能性があるとみて、火事の原因を調べています。