ロシアのプーチン大統領は、ウクライナと国境を接するロシア西部の州で、ウクライナ側の破壊工作グループが発砲し死者が出たと主張し、「テロ行為だ」と非難しました。

プーチン大統領は2日、西部ブリャンスク州にウクライナ側の破壊工作グループが侵入し、住民に発砲して死者が出たと主張。「テロ行為」だとウクライナ側を非難しました。

州知事によると2人が死亡しています。

独立系メディアの「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」は、「ロシア義勇軍」を名乗るグループが関与を認めたと伝え、グループはウクライナ軍側で戦うロシア人部隊だとしています。

一方、ウクライナの大統領府長官顧問は「意図的な挑発だ。ロシアは攻撃拡大を正当化するために、自国民を怖がらせようとしている」としています。