脱マスクの個人判断が迫ってきました。感染対策の緩和が進む中、政府は、飲食店などで使われるパーテーションについても、見直しを検討する考えを示しています。

脱パーテーションを見据え、意外な会社が動き始めました。

飲食店にとってコロナ禍以降、感染対策の象徴ともいえるのがアクリル板のパーテーションです。

飛沫防止としてコロナ対策認証店ではいまやマストアイテムとなっています。


加藤厚労大臣

「今では過剰ともいえる感染対策はできる限り早期に見直しつつ、パーテーションの取り扱いも含めて、皆さんのご意見をいただきたい」

加藤厚労大臣は2月、パーテーション設置の見直しについても専門家の意見を聞きながら検討する考えを示しました。

いずも和紙 外谷敬一 社長

「毎日のように全国から書道用品が送られてきますが、その中に額もありまして…」

島根県松江市にある書道用品専門店「いずも和紙」。

コロナの影響で展示会など発表の場が無くなり、道具を手放す人からの買い取りが増えていると言います。


いずも和紙 外谷敬一 社長

「古い額ですと、表面カバーがガラスなんですね。ガラスは割れると危ないし重たいので、新しいものは全部アクリルを使っています」