しかし、取り組みの現場では課題も見えてきました。
陸上部顧問 岡田幸久教諭:
ここに自分がいなくて、何かありましたってなると対応できないので。
陸上部 地域指導者 鈴木正一さん:
複数で指導してあげるのが子どもの安全。ケガがあった時にどんな状況だったか問われるだろうし。
子どもの安全面などへの不安から、2人いる顧問のうち最低1人は付き添っています。
八田中学校 林健一郎教頭:
教員の働き方改革に大きく寄与したかっていうと、そこは不透明なところがある。
さらに根本的な課題も…。
野球部を指導するのは、現役の教員です。
休日も指導する場合、「兼業届け」を出して地域の指導者として活動することになります。
野球部顧問 田鹿欣孝先生:
個人的には(指導を)続けたい。周りの先生とか聞くと、「うーん」っていう先生もいる。人材の確保は課題に挙がるんじゃないか。
経験のある指導者を地域で見つけられるのか。
教員に課題を聞くと「指導者の確保」が43%と、最も高くなったのです。














