国が進める「部活動の地域移行」は、公立中学校の部活動を段階的に地域に委ねていくものです。
まずは休日から始めようとしています。
背景には主に2つの問題があります。
ひとつは「少子化への対応」です。
この日、野球部の練習に参加していたのは1年生たったひとり。
部員が足りず、土日は市内の4つの中学校で合同で練習をしています。
野球部顧問 田鹿欣孝先生:
地域移行の話をもらって、将来的にそういう形になることも含めて試しにやっている。
複数の学校の生徒が集まることで、様々なスポーツに親しめる機会を確保する狙いがあります。
野球部の生徒:
みんなで声をかけあって自分が上手くなれるのでとてもいい。
そしてもうひとつの背景が「教員の働き方改革」です。














