国有地である福岡家庭裁判所の跡地に高級ホテルやオフィスなどの複合施設を誘致することになり、財務省が競争入札の条件を公表しました。
◆“セントラルパーク構想”の一部に

福岡家庭裁判所の跡地(福岡市中央区大手門)は、大濠公園と舞鶴公園に隣接する国有地で、敷地面積は約5133平方メートルです。福岡財務支局が発表した競争入札の条件では、福岡県と市が進めるセントラルパーク構想を踏まえ「都心部、観光、緑、賑わいをつなぐ場」をコンセプトとした複合施設への建替えを求めています。
◆VIP滞在できる高級ホテルを希望

特に国際会議などで訪れるVIPの宿泊先としてふさわしい高級ホテルや、多様な人材や企業を引きつけるオフィスの導入が望ましいとしています。提案の受け付けは今年8月31日までで、審査を通過した事業者で来年1月18日に競争入札を行う予定です。