兵庫県の宝塚音楽学校で卒業式が行われ、40人がタカラジェンヌへの一歩を踏み出しました。

宝塚音楽学校では、新型コロナの感染対策として今年も合唱などのない卒業式になりました。去年は換気システムのある宝塚歌劇内のホールで行われましたが、今年は「学び舎から送り出したい」という思いから、出席する人数を減らすなどの対策をしたうえで会場を講堂に戻しました。

きょう卒業した109期生は2年間の在学中、マスクをしながら音楽や演劇の稽古に励んだということです。

卒業生代表
「私たちの学校生活は決して当たり前の生活ではありませんでした。マスクを外して舞台に立てたこと、ひとつひとつの思い出が絆へとつながりました」

晴れてタカラジェンヌになった40人。初舞台は来月22日です。