熊本家庭裁判所に、新たに高宮健二(たかみや けんじ)所長が着任し、抱負を語りました。
熊本家庭裁判所 髙宮健二 所長「熊本家裁が質の高いサービスを提供して、国民に信頼される家事事件が国民にとって利用しやすいものになるよう取り組んで参りたい」

2月17日、熊本家庭裁判所に着任した高宮所長は、東京都出身の60歳です。
中央大学の法学部を卒業後、司法試験に合格。
横浜地方裁判所や東京高等裁判所などで判事を歴任し、熊本での勤務は初めてとなります。
高宮所長は少年事件について、「複雑な家庭環境が潜んでいることが多いことから、背景に目を向ける必要性がある」とした上で、「信頼される家庭裁判所にしたい」と抱負を語りました。