◆保護者に届いた感謝の気持ち

黒板に描くお弁当の完成が近づいてきました。

「きんぴらごぼういいね」「トマトがめっちゃよくなった」

学校で手作りのお弁当を食べることも残りあとわずかです。

「お、唐揚げだ」「お弁当はあと数回ですね。かみしめて食べます」

迎えたきょうの卒業式。

卒業生祝辞「もうお弁当を食べることもないと思うと寂しく思います」

教室には、鮭、卵焼きなどの定番のおかず、そしてごはんの上に「ありがとう」の文字が記された感謝の黒板アートが完成していました。卒業式を終えた3年生、この教室での最後のホームルームです。

新谷幸子先生「あんたたちがどんなことになってもここにおるみんなが味方やけん。それでけは忘れんで。くじけそうになってもあきらめたい時があっても後ろにいる保護者の方々、そしてうちらは絶対味方やけん」

保護者に知らされていなかった黒板アート。感謝の思いは弁当を作り続けた保護者にしっかり届いていました。