「今年は多い」ドラッグストアでは…
高知県内で薬などを販売するドラッグストアでは、1月中旬から花粉症対策の特設コーナーを設置し、およそ90種類の商品を販売しています。
▼よどやドラッグ高知南金田店 登録販売者 中山敬介さん「飲み薬を中心としてマスク、目薬、点鼻薬=鼻づまりを治すようなものを中心に取りそろえている。(飲み薬の)大きさが大中小とあり大きい箱から買われているのが特徴と思う」
「2022年と比べて花粉の飛散量が多いとニュースで流れているのでそれに比例して花粉症の商品も売り上げを伸ばしていて、2022年の2倍以上は数字が伸びている状況です」

「空気清浄機の在庫2倍に」家電量販店は…
家電量販店では、花粉シーズン中の駆け込み需要に備えて、2月から、ある電化製品を充実させています。
▼ベスト電器高知西店 西本健 シニアマネージャー「専門のコーナーを作り、空気清浄になるような部屋の広さに合わせた空気が清浄できる機種をメインにそろえています」
例年、花粉のシーズン中に、空気清浄機を買い求める客が増加するということです。特に家族が集まる部屋で使う、4万円台の清浄機がよく売れるといいます。
▼ベスト電器高知西店 西本健 シニアマネージャー「最近は高齢者の人も増えていますけれど、メインは若い夫婦で特に子どもがいる家庭はよく買っている。今の時期は平常時の2倍くらいの在庫を置くようにしていて、いつでもすぐに持ち帰れる状態を作るようにしている」
「基本的にはフィルターは長持ちするものですが、手入れが大切になります。花粉を集める力が必要になりますのでフィルターはこまめに掃除をしてほしい。」

“花粉症対策”私たち自身はどうすれば
最後に、私たちが身近にできる花粉症対策のポイントを紹介します。ポイントはシンプル。花粉を・取り除く・避けるこの2つです。
・部屋に入る前に衣類に付いた花粉をはらう
・素材がツルツルした服を着る
・帰宅後はうがい、手洗いをしっかりする
・メガネやマスクを着用するなどです。

花粉症の人にとっては、しばらくは苦しい時期が続きそうです。環境省では症状がひどい場合は病院を受診するよう呼びかけています。














