バドミントンのアジア選手権・準決勝が30日、フィリピン・マニラで行われた。女子シングルスで大会連覇がかかる世界女王・山口茜(24)はインドのPV.シンドゥ(26)に逆転で勝利し大会連覇に王手をかけた。
女子シングルス準決勝は昨年の世界選手権覇者、山口と2019年の覇者、シンドゥとの新旧世界女王対決となった。第1ゲーム、山口は会場の風の流れが読めず序盤に6点のリードを許した。そして対戦成績8勝13敗と分が悪い相手に一気に攻め込まれ、13-21と先手を奪われた。
続く第2ゲームは身長が23cm高い相手の角度あるスマッシュと速攻に苦戦。徐々に点差を引き離されたが、中盤で相手に遅延行為があったと警告が与えられた。これに対し抗議した相手の集中力がきれ、山口が一気に逆転。このゲームを奪いゲームカウントを1-1にした。
最終第3ゲームは山口がこの試合で初めて先に11点を奪い、インターバルを迎えた。ここから相手も食らいつくが、山口らしい粘りのプレーや意表をつくショットが連発し1時間を超える接戦を制した。新旧世界女王対決は山口に軍配が上がり、大会連覇に王手をかけた。
山口茜 2(13-21・21-19・21-16)1 PV.シンドゥ
注目の記事
アライグマとみられる動物に住宅街で女性が噛まれる 足が腫れスニーカーにも大きな穴 対処は?【岡山】

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









