不要なアクリル板をアートに再生

マスクと共に、もう一つ気になるのが「アクリル板」です。
茨城県つくば市にある工場に集められていたのは、企業や飲食店などで使用していた不要なアクリル板。

はざいや 菅原慎一工場長:
(アクリル板の)売り上げ自体はだいぶ減っていまして、大体ピーク時の100分の1ぐらいに落ちてしまっています。

そこで、不要になったアクリル板を回収し、絵や写真を印刷することでアートに変身させるアイデアを思い付きました。

そのために2022年工場を新設し、新たな機械も導入。子どもやペットの写真など、好きなものを印刷することができます。

実際に使用されていたアクリル板なので傷なども目立ちますが、インクジェット印刷を施すことで目立たなくなります。

さらに、アクリル板の「透明」という特徴を生かし、裏にライトをつければ、部屋をおしゃれに彩ることもできます。

はざいや 菅原慎一工場長:
コロナ禍で皆様にお力添えできた部分は多くあって良かったんですけども、今度はまた違う形でお力添えできるかなと。不要になったものをまた要るものとして再利用できればいいなと思っています。

恵俊彰:
ピンチはチャンスなんだね。

(ひるおび 2023年2月27日放送より)