■新たに左足の靴に靴下も発見 小倉美咲さんのものか
2年7か月の間、ずっと見つからなかった手がかりが、相次いで見つかっています。記者
「今日(4月29日)の捜索で、もう片方の靴と靴下が発見されました」

2019年9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で行方がわからなくなった小倉美咲さん。当時、小学1年生でした。行方不明になった当日、美咲さんはエメラルドグリーンの運動靴を履いていました。保育園時代からのものだそうです。
記者
「この靴というのは美咲さんのお気に入りだった?」
美咲さんの母・小倉とも子さん
「走りやすくてよく履いていました」
4月29日の捜索で見つかったのは、子供用運動靴の左足側。色はエメラルドグリーンに似た色でサイズは20センチ、「SYUNSOKU」の文字が確認されています。メーカーも含め美咲さんが履いていたものと特徴がよく似ています。
さらに、靴とは別の場所から靴下も片方だけ見つかりました。美咲さんが履いていた靴下について、母・とも子さんは…。
美咲さんの母・とも子さん
「記憶では花柄の靴下を履いていたと思います」
警察によると、見つかった靴下は劣化していて、色や柄、子供用か大人用かは判別できない状態だといいます。
■右の靴は大きな劣化なし 母「すぐ娘のものだと分かるような状態」
小学校に入学後、半年足らずで行方がわからなくなった美咲さん。4月23日、美咲さんが最後に目撃されたキャンプ場から約600メートル離れた枯れた沢で、子どもとみられる頭の骨の一部が見つかりました。警察はDNA鑑定を進め、美咲さんとの関連を慎重に調べています。

そして4月28日、骨が見つかった場所を中心に警察が捜索したところ、美咲さんが履いていたものと特徴がよく似た運動靴の右足側が見つかりました。見つかった靴について、警察から確認を求められたという、とも子さんは…。
美咲さんの母・とも子さん
「靴は直接見てないんですけど、色んな方面から撮った靴の写真を数枚見せられてそれで確認してほしいということでした。原状も留めていますし、写真を見てすぐ娘のものだと分わかるような状態でした」
見つかった右の靴に、大きな劣化はなかったといいます。ただ、気になる点も…。
美咲さんの母・とも子さん
「保育園の時から履いているもので、記名するように言われていたので、全ての靴に名前を書くかシールを貼るかしています。私は写真での確認になってしまったので、はっきり見て触ることもできなかったので分からないんですけど、(名前が)貼ってあろう場所、書いてあろう場所に名前は見つかっていないということなので。娘のものではないと…」