ウクライナの首都キーウには1年前、侵攻が始まった際に現地で取材にあたっていた増尾記者がいます。今の様子を伝えて下さい。
キーウ中心部の独立広場です。はためく小さなウクライナ国旗には、ロシアによる軍事侵攻で命を落とした人たちの名前と遺族らのメッセージが書かれています。
この1年間、ウクライナで取材を続けてきましたが、ここを訪れるたびに、この旗の数が増えていることに気が付かされます。去年2月以降、8006人の市民と1万人を超えるウクライナ兵が犠牲になりました。
Q.市民の方は、今どんな様子なんでしょうか?
侵攻当時、私がキーウで取材しているときはかなりの人が国外や西へと避難し、この通りからは人の姿がなくなりましたが、1年経った今、徐々に市民が戻ってきています。
大切な家族を亡くした人、命からがら激戦地から逃げてきた人、ここを歩く1人1人にも、この1年間それぞれの憤り、悲しみがあったと思います。
ただ、皆さんが共通して仰るのは「ここで日々の暮らしを営むことが、自分たちにできるロシアへの抵抗なんだ」ということです。
ロシアが攻撃を加えれば加えるほど、ウクライナの人々のそうした「抗う意思」は強くなっているように感じます。
Q.1年の節目、市民の方はどう捉えている?
1年という節目はウクライナの皆さんにとって、あまり意味を持つ日ではないのかもしれません。ロシアによる軍事侵攻の出口が全く見通せないなか、「きょうはただ、365日目という通過点にしか過ぎないんだ」という話を聞きました。
ウクライナの人にとって、この1年間というのは恐怖と悲しみの連続で、それが1年経ったところで変わることがないというのが現実です。
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