福岡県にある老舗旅館が週に1回以上行うべき大浴場のお湯の交換を年に2回しか行っていなかったことがわかりました。昭和天皇も訪問したことのある老舗旅館で何が起きたのでしょうか?
お湯の交換は“年2回だけ” レジオネラ菌は“3700倍”

NEWSDIG 久保田智子 編集長
ずさんな管理が発覚したのは福岡・筑紫野市にある二日市温泉の「大丸別荘」です。1865年から創業していて、昭和天皇も宿泊したことがある老舗旅館だということです。
どのようなずさんな管理だったかといいますと…。

県の条例では浴槽が循環式の場合、週に1回以上、浴槽水の“完全交換”をすることになっているんですが、この旅館では年2回しかしていなかったということです。

これによって何が起きたかというと、2022年11月の保健所の抜き打ち検査で、基準値の最大3700倍のレジオネラ菌が検出されたということです。














