海上保安庁によりますと、きょう午前10時ごろ、沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入しました。

中国海警局の船はおよそ2時間、日本の領海内を航行し、正午すぎに領海の外に出ましたが、関係者によりますと、4隻のうち1隻は海軍艦艇と同じ水準の能力を持つ大型の76ミリ砲とみられる武器を搭載していたということです。

海上保安庁は中国船が再び領海に入らないよう監視を続けています。