電話詐欺の被害者へのアンケートで、過半数が手口を知っていたにもかかわらず電話を受けた際、8割を超える人が「詐欺を考えなかった」と回答していたことがわかりました。

【写真で見る】

山梨県警によりますと2022年、県内で確認された電話詐欺被害は77件と過去5年間で最多となり、被害金額は11年連続で1億円を超えました。

そして被害者42人へのアンケートでは、過半数を超える57%が「手口を知っていた」、76%が「詐欺に遭わない自信があった」と回答したことがわかりました。

さらに86%が電話を受けた際「電話詐欺の可能性を全く考えなかった」と回答したということです。

県内では先週からアポ電が増加し、22日には34件の情報が寄せられています。

県警は、電話でお金の話は詐欺を疑うこと、知らない人に暗証番号を教えない、キャッシュカードや現金を渡さないなど注意を呼び掛けています。