間もなく訪れる「ひな祭り」に関するの話題を、福島県須賀川市から中継です。

【中継・安部遼アナウンサー】
須賀川市の「須賀川中央商店街」に来ています。2月17日から、市内の商店街の50の店や施設がそれぞれ「ひな人形」を展示するイベントが開かれています。

老舗の呉服店「ほりえや」では、昭和初期の「ひな飾り」があります。
当時、男の子ばかりの堀江家に久々の女の子ができたということで、昭和10年代に迎え入れられた7段の「ひな飾り」だということです。

このイベントでは、このようなひな人形の展示だけではなく、この他にも、この時期ならではのおいしいメニューを出しているお店もあるんです。

割烹「万松(まんまつ)」では、廊下一帯にあるつるし雛などの雛飾りは、すべて女将の手作りです。町おこしのため、10年ほど前から雛飾りを作り始め、24日も訪れた人が見学していました。

そして、この時期限定のメニューが「ひなランチ」です。

安部アナ「おひな様限定ランチです。豪華!桜蒸しをいただきます。口いっぱいに春の風がかけめぐります。白みそがアクセントでおいしい」

割烹万松・郡部司専務「食べてもおいしい、見た目にも見て楽しいをコンセプトに作らせていただいた。女性の方が特にお昼は多いんですが、女性に限らず男性の方にも食べていただければと思います」

この「雛の笑顔に会えるまち」は、3月3日、ひな祭りの日まで行われています。