当事者の立場から撮影に携わる「LGBTQ監修」

 鈴木さんのヘアメイクを担当する、ミヤタ廉さん。ゲイの当事者の立場から「LGBTQ監修」として撮影に携わりました。

ミヤタ廉さん

  撮影中の様子です。パートナーとのシーンで、こまかく動きを確認しています。

   
 

 

   

  

 ミヤタさんは「所作であったり言葉遣いだったり、どういった場面でどれぐらい出すのか。パートナーを持つ人たちにも何名か集まってもらって、出会いがどんな感じだったのか、どんなことでケンカするのか、実家に帰ったときにどういう思いでいるのか、多方面に鈴木さんも取材していた」と話します。

 役作りのための当事者への取材のセッティングや、ゲイの親友役のキャスティングも担当しました。

 ミヤタさんは、「なるべく誤解がないように伝えていく。観た側が今まで何でもなく思っていたことが、こういうことだったのかと、ストーリーを通して理解していく方法も、1つの声の上げ方かな」と話していました。