多様な性のあり方が注目される中、あるカップルを主人公にした映画が公開されました。演じる難しさや、撮影現場の工夫について、主演の鈴木亮平さんに話を聞きました。

去年9月、開かれた「サッポロレインボープライド」。性的マイノリティへの差別解消などを目指すこのイベントに、俳優の鈴木亮平さんも訪れていました。
当事者たちの胸の内を肌で感じたいという思いからでした。

2月10日から公開している映画、「エゴイスト」。ゲイである原作者の自伝小説を映画にしたもので、鈴木さんは主演をつとめました。

鈴木さんは、役作りに悩んだといいます。
「ゲイであるということに対して、ステレオタイプな表現にならないか。例えばそれがリアリティであったとしても、それを作品とすることで、偏見を助長する形になりはしないかというところを、『LGBTQ監修』の方と話しながらみんなで作っていった」