静岡の食の魅力を海外へ発信する静岡県の取り組みです。世界が注目する静岡県焼津市の鮮魚店にアジア各国の料理人とバイヤーが訪れました。
<サスエ前田魚店 前田尚毅さん>
「いま、静岡がガストロノミー(=美食学)で全国から注目されています」
2月22日朝、静岡県焼津市の「サスエ前田魚店」を訪れたのは、タイ、韓国、ネパール、シンガポールのシェフやバイヤーたちです。
<サスエ前田魚店 前田尚毅さん>
「この急所の所を締めます。ドンッ」
その卓越した魚の仕立てで、いまや”世界が注目する鮮魚店”の店主前田尚毅さん。駿河湾で獲れた肉厚なヒラメの仕立てを披露しました。
22日は、地元の調理専門学校の学生たちも参加。「漁師が獲った魚を鮮魚店がどう仕立てるかで、レストランの料理が変わる」という漁師、鮮魚店、料理人の「魚のバトンリレー」の大切さを語る前田さんの言葉に聞き入ります。
<サスエ前田魚店 前田尚毅さん>
「同じやり方って一切ないんです。魚のコンディションにあわせて、塩を振って、どのレストランがどういう料理にするかを全てイメージした上で仕立てている」
活け締めの後に披露したのは、塩を振って水分を抜き、魚の旨みを引き出す「脱水締め」です。参加者たちは、前田さんが編み出した仕立ての技術に目を奪われていました。
<タイのレストランオーナー>
「ここで学んだのは魚の扱い方だけでなく、一番大切なことは前田さんの哲学」
参加者たちは、独自の技術や哲学の披露を惜しまない前田さんに感謝していました。
<サスエ前田魚店 前田尚毅さん>
「自分の仕事がいい方向につながるのであれば共有して、街が、みんながよくなったほうがいいじゃないですか。そういうのを狙ってますね」
注目の記事
結婚式の舞台は村全体 人口約630人 過疎化が進む村で途絶えかけていた『村総出のおもてなし』 山梨・小菅村

かつて「死の病」と呼ばれ…20年前HIVに感染した男性の今 1日2粒で“普通の生活”できるのに消えない偏見 「性的接触あれば、誰もが感染リスクある。検査し早期発見を」

水深1200mに“大きな白い眼” 新種「オオメダマヨコエビ」発見の裏側…「名前がないと絶滅すら分からない」33歳研究者が「深海の小さな生き物」を追う理由

「それしか道はないの? 私はもうお断りします」 82年前に台湾疎開、難民となった池間キヨ子さん(93) 現代の “有事” 懸念に… #あなたの623

「片手音楽の魅力を知っていただけたら」局所性ジストニアと向き合う音大院生が目指す芸術

【定説を再検証】「九州に熊はいない」は本当か? 過去の捕獲記録や研究者・登山ガイドへの取材で 改めて真相に迫る









