長野県松本市に住むネパール人の男性がネパールと日本の懸け橋となって母国の貧しい子どもたちを救いたいと立ち上がりました。
その小さな願いは少しずつですが実を結びつつあります。

「ネパール料理のいいところは、夏はスパイス食べると汗をかいて、体が結構元気になる、冬もまた逆に体を温めてくれるのでヘルシーなんですよ」

ネパール人のポウデル・チェットリー・ジーワンさん32歳。
松本市でインド・ネパールカレーの店、3店を経営しています。

「きょうの料理の中でこちらが野菜カレー、ブロッコリーとジャガイモのカレーになります、(これ何でしたっけ?)豆カレー、ミックス豆カレーです。ミックス豆、ダルスープと言います、日本でいうみそ汁と同じです」

ジーワンさんの自慢料理はネパールの国民食「ダルバート」。
ご飯と、カレーや豆スープ、漬物などがセットになったいわば「定食」です。

「まあ、こういった雰囲気なのでとても味わい深いですよね、手で食べるのも」

ジーワンさんはネパール第二の都市ポカラで生まれました。
18歳でホテルのフロント係としての職を得て20歳の時、知り合った日本人のつてで来日。
設備会社で数年間働いてお金をため4年前、松本市の中心部に念願のカレー店をオープンさせました。