去年8月の大雨被害で一部区間が不通になっていたJR磐越西線が、ことし4月1日に全線で運転を再開することになりました。8か月ぶりの運転再開に地元からは喜びの声があがっています。

去年8月の大雨被害で喜多方市の濁川にかかる橋梁が崩落したJR磐越西線の現場では、現在も復旧工事が進められています。

JRは22日、不通となっていた喜多方=山都間の復旧工事が終わるめどが立ったとして、ことし4月1日の始発列車から磐越西線を全線で運転再開させることを発表しました。

今後は、線路の設置のほか、通信設備の確認などを行い試運転をする予定です。

およそ半年ぶりの全線再開に、地元からは喜びの声が聞かれました。

野沢駅を利用する高校生「列車の方が早かったり会津若松駅まで乗り換えなくて行けたので便利だった。いまは喜多方駅で一回乗り換えないといけないが、その不便さはなくなると思う」
野沢駅周辺の人「代行バスとなると時間的にも大変だ。列車だと時間がはっきりしているからいい。列車がないとだめだと思う」

磐越西線の全線運転再開で、喜多方=野沢間の代行バスの運行は3月31日で終了します。