19日、延岡市の東九州道で逆走する車の映像がドライブレコーダーに捉えられました。重大事故につながりかねない危険な逆走、もし、こういう場面に遭遇した場合、私たちは、どのように対応すればよいのでしょうか。
こちらは、東九州道の須美江IC・北川IC間で19日早朝に撮影されたドライブレコーダーの映像。
片側一車線のトンネル内を進んでいると・・・
現れたのは、逆走する白い軽自動車。

減速してすれ違うと、大分方面へと走り去っていきました。
さらに、その後、宮崎と大分の県境で同じ車が逆走する様子を別のドライブレコーダーが捉えていました。
トンネルに入る直前、対向車が、ライトを使って危険を知らせる合図を送っています。
進んでいくと・・・
現れたのは、先ほどと同じ白い軽自動車。

今度は、あまり減速することなくすれ違い、走り去っていきました。
警察によりますと、この車は大分県内で警察に発見され、高速道路上から降ろされたということです。

警察に対し、運転していた女性は、「誤って進入してしまった」と話しているということです。

ドライブレコーダーで撮影した女性に当時の状況を聞くと・・・
(映像を撮影した女性)「猛スピードで来られてて、この人本当に気づいてるのかな逆走してることにと思うくらいにスピード出されてたので運転してる側としてはかなり恐ろしい出来事でもうほんとあの恐怖。もうよけるのに必死でほんとにギリギリだったので」
女性は、事前に電光掲示板で、逆走している車がいるという情報を確認していたほか、前の車が減速したことにより衝突を回避できたといいます。

(映像を撮影した女性)「対向車に逆走来るなってわかってたからよけれたもののもしなかったらほんとよけれないし、正面衝突するんじゃないかっていう恐怖ですね」
