■練習試合 ヤクルト 4-10 キューバ代表 (21日、沖縄・浦添市)

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のキューバ代表が 21日、春季キャンプ中のヤクルトと練習試合を行った。 ここ2試合で5得点とやや不調だった打線が本領発揮となった。

3回、1死一、二塁で2番ギベルト(28)がヤクルト先発の小澤怜史(24)からレフトオーバーの2点タイムリーを放ち先制。ピッチャーが2人目の高梨裕稔(31)に代わった4回には、日本ハム所属の6番・A.マルティネス(26)のタイムリーを皮切りに、7番アルエバルエナ、2017年ロッテでプレーした1番サントス(35)、元ソフトバンクの3番グラシアル(37)とこの回5本のタイムリーで一挙5点を挙げた。

さらに5回には中日の育成選手、8番ガルシア(22)にスリーランも飛び出すなど“赤い稲妻”と呼ばれる強力打線が昨季セ・リーグ王者を相手に16安打10得点と打線がかみ合い圧倒。WBC初優勝を目指すキューバ代表が開幕へ向けて調子を上げてきている。22日は那覇市で巨人と練習試合を行う。

プールA(1次ラウンド)で台湾、オランダ、イタリア、パナマと同組のキューバは上位2位までに入れば3月15日からの準々決勝(東京ドーム)に進出。侍ジャパンと対戦する可能性がある。

※写真はキューバ代表キャプテン、デスパイネ選手

【キューバ代表のWBC試合日程】

◆2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 1次ラウンド プールA
(台中インターコンチネンタル野球場)

3月8日 vsオランダ

3月9日 vsイタリア

3月10日 vsパナマ

3月12日 vs台湾