サッカー明治安田生命J2のいわきFCは、18日、ホームで開幕戦に臨み、最後まで諦めずに闘う姿勢を見せました。
ただ、あと1点が遠かった!

高橋広季アナウンサー「いよいよJ2が開幕します。会場の外にはグッズやフードのコーナーにそれぞれ長蛇の列ができていまして非常に賑わっています」

サポーター「いわきでJ2が観れるのが信じられないですよ」
サポーター「きょうの人の多さとか、J2に上がったのをすごく実感しました今日」
サポーター「いわきFC、がんばれー!」

18日、会場のいわきグリーンフィールドに詰めかけた観客は4318人。

サポーターの声援を背に受けながら、いわきFCは同じくJ3から昇格した藤枝MYFCとの開幕戦に臨みました。

試合は序盤、藤枝がいわきのお株を奪う攻撃的で闘争心溢れるプレーを見せ、いわきが劣勢の展開となります。

そして、試合が動いたのは前半35分。

藤枝に波状攻撃から先制を許すと・・・

そのわずか2分後にも失点。前半を終えて0対3と苦しい折り返しとなります。

迎えた後半。
いわきが怒涛の反撃をみせます!

まずは後半開始早々、会場を沸かせる技ありのゴールが生まれました!

去年J3ベストイレブンに輝いた嵯峨の「技あり」ゴールが決まり、反撃の狼煙をあげると・・・。

後半15分、相手のボールを奪って流れるようにパスを繋いでいき、最後は谷村!立て続けに得点を奪い、1点差に。

そして、試合終了間際にビッグチャンスが。

先ほど2点目を決めた谷村が抜け出し、キーパーとの1対1!

後半怒涛の反撃を見せるも、3点目が遠かったいわき。

前半の3失点が大きく響き、いわきFCはJ2初陣を白星で飾ることはできませんでした。

いわきFC・谷村海那選手「シンプルに悔しいです。自分が決めていれば勝てたという気持ちです」

村主監督「選手はみんな一生懸命やっているので、僕のところでもう少し良い入りをさせられるように整理してあげられたらよかったかなと今は反省です」

また、会場にはJリーグの野々村チェアマンも訪れていました。

野々村芳和チェアマン「ゲームの展開からすると最後はいわきがよく頑張ったのかなと。引き続きクラブは努力していくと思いますけれども、楽しみにしています」

次の試合は今度の日曜日にアウェーで水戸ホーリーホックと対戦します。