ホークスのキャプテン・柳田選手は今年、新たなバットで「ホームラン最低30本」、打率3割復帰を目指しています。元監督でRKB野球解説者の秋山幸二さんが“ちょんまげ姿”の柳田選手を直撃しました。

◆ちょんまげ姿をいじられ…

秋山幸二さん「髪の毛伸びてんのか?」
柳田選手「ボチボチです」

「師匠」の秋山さんに、ちょんまげ姿をいじられた柳田選手。今年もチームのキャプテンとして、打線の軸を担います。秋山さん、柳田選手の状態が気になるようで、このキャンプでもたびたびバッティングを指導していました。

秋山さん「どうっすか?今の状態は」
柳田選手「コンディションはいいです。バッティングはまだまだなんですけど、いろいろ試しながらやってます」
秋山さん「外野の動き見ても、軽快に楽しそうにやっている」
柳田選手「動き自体は結構いいと思っているんで、この感じでいきたいなと思っています」

◆バットは“熱男”モデル

昨シーズンは打率3割を3年ぶりに逃し、今年は新たなバットで大台復帰を目指しています。

柳田選手「これがプロ入って、ずっと使ってきたバットです。新しいバットは、ここからここまでは一緒なんですけど、この辺からここまでが松田さんのバットです」
秋山さん「オーダー?」
柳田選手「そうです」

左側がこれまで使用していたバット、右側が新しく導入したバットで松田宣浩選手のモデルです。
一見、同じようにも見えますが、バットを持つ部分=グリップに違いがあります。新しく導入したバットは「タイカップ」と呼ばれる太いグリップが特徴です。

柳田選手「松田さんのバットを振っていて、なんかいいなと。振りやすいなって思ったんです、最初。こっちやったら、先の重みを感じれるようなイメージが」
秋山さん「もっていきやすい?」
柳田選手「そうです」

去年9月ごろ、プロに入って初めてタイカップのバットを使い感触が良かったため、継続的に使っていくことを決めたそうです。

◆「最低ホームラン30本」

秋山さん「今年の明確な数字は?」
柳田選手「最低ホームラン30本、打ちたいです」
秋山さん「率は?」
柳田選手「そんだけいったら、3割くらい見えてくるんかなっていう」
秋山さん「なんか遠慮してるね。3割打つのは当たり前っぽく思っていたけどね」
柳田選手「去年の感覚もあるんで、いろいろ試しているんですけど、フォームも時間があるので固めたいなと思っています」