福岡管区気象台は昨夜から19日未明にかけて九州北部地方などに春一番が吹いたと発表しました。

福岡市中央区では19日午前2時すぎに最大瞬間風速11・1メールを観測しました。

九州北部地方では立春から春分までの間に毎秒7メートル以上の南よりの風が吹くことなどが春一番の目安となっていて、気象台は九州北部の5県と山口県で春一番が吹いたと発表しました。

一方、久留米市の石橋文化センターでは19日午前3時半ごろ、鉄製の門扉が倒れ、新聞配達員の男性が下敷きになりました。

男性は左足を骨折し、重傷です。

春一番が吹いた19日、久留米市では門扉が倒れた時間帯に最大瞬間風速12.2メートルを観測していました。