新型コロナウイルスの感染対策として、大きな効果を持つマスクの着用。マスク生活も3年目に突入し、私たちの生活にすっかり定着しましたが、海外では「脱マスク」の動きが加速しています。

今月18日、アメリカでは航空会社が機内での着用義務も撤廃。イギリスやフランスでも屋内や公共施設での着用義務が撤廃されるなど、“ウィズコロナ” の社会を模索する欧米では着用を「義務」から「任意」に変えるといった規制緩和が進んでいるのです。

一方、日本ではマスク着用は「義務」ではありませんが、今月20日、日本医師会の中川俊男会長が「 “ウィズコロナ” の状態でマスクを外す時期が日本において来るとは思っていない」と発言。

その2日後、山際コロナ担当大臣が「将来的にマスクをつけた生活を続ける必要があるかどうかは当然議論していかなくてはならない」と会見で話しました。

医師や政府、様々な立場での見解が示されるなか、東邦大学・感染制御学の小林寅喆教授は「コロナウイルスの性質も分かってきて、ワクチン接種率も向上し、重症化する人が少ない中、マスクを外すタイミングを模索する時が来た」と言います。

これから夏になり熱中症のリスクが上がることや、この3年間、子どもがマスクをすることで本来幼少時期にかかるべき感染症などの免疫を獲得できていないリスクを指摘。今後は「屋外」などから段階的にマスクを外していく方がよいと提言します。

「マスク着用」への同調圧力も強い日本で、いつ、誰が、どのようにマスクを外すことが良いのか。私たちはマスクなしの選択肢を持つことは出来るのか。専門家の意見も交え考えます。