備前平野に春を呼ぶ西大寺会陽が昨夜(18日)行われ、3年ぶりに観客を入れての開催となりました。
「わっしょい、わっしょい」
威勢のいい掛け声が響きます。3年ぶりに観客を入れて行われた今年の西大寺会陽です。裸の男たちが境内を練り歩く「地押し(じおし)」も観客の目の前で繰り広げられ、会場は熱気に包まれました。
(地押しに参加した人)「身が引き締まる思いで、やっぱりいいですね、お祭りが盛り上がっているのは」
一方で新型コロナ対策のため、宝木の争奪戦は行われず、御福窓から投下された宝木は今年の祝い主のRSK山陽放送と銘建工業の代表者2人が布で受け止める形で授かり、500年の伝統が受け継がれました。