WBC侍ジャパンの宮崎キャンプが17日から始まりました。
スター選手を一目見ようと会場には宮崎県内外から多くの人が訪れました。
過去に行われた日本代表のキャンプでは、道路が大渋滞するなどの混乱がありましたが、今回は大丈夫だったのでしょうか。

侍ジャパン宮崎キャンプ初日。
会場から最も近いJR木花駅は朝から混雑しました。

(垣内沙耶記者)
「午前8時20分のJR木花駅です。ホームはたくさんの人であふれています。宮崎ではあまりみない光景です」

2両編成、定員200人の列車からは、およそ270人が下車しました。


(都城市から)
「いやもうやばい。ぎゅうぎゅう。座るところもなかったんで、全然」
「ぎゅうぎゅうづめで都会の満員電車みたい。はじめて、こんなのは」


普段は、無人駅の木花駅。

17日はJR九州の職員が、切符の回収や、料金の清算にあたり、ICカード乗車券が使えないことによる混雑は見られませんでした。


(JR宮崎駅 田村朋信 副駅長)
「輸送力の確保もさせていただいておりますので、遠くから来るお客様に対してしっかり宮崎で楽しんでいただくような対策もしておりますので、ぜひこちらに来ていただきたいと思っております」


一方、サンマリンスタジアムへ向かう道路は・・・

(下川祥子記者)
「午前7時半時点で、いつも通り車が流れています」

宮崎市で2009年に行われたWBCの合宿では、球場に向かう道路が大渋滞しました。

しかし、今回は、市内に臨時駐車場を確保するなどしたため、大きな混雑は見られませんでした。


ただ、県総合運動公園の駐車場入り口では・・・


(スタッフ)
「こっちの駐車場は満車でシーガイアの駐車場しか空いてないので」
(男性)
「どこの駐車場?」
(スタッフ)
「シーガイア」
(男性)「シーガイア?」


(女性)
(スタッフ)
「駐車券はお持ちじゃなかった?」
(女性)
「ああ、どうしよう」
(女性)
「これ(会場の入場券)とはまた別?」
(スタッフ)
「そうなんですよ。同じところで売ってたんですよ」
(女性)
「ほんとに~。え~知らなかった。」


事前に購入した駐車券が必要であることを知らず、引き返す車も見られました。