日本時間の2月6日に発生した大地震で、甚大な被害を受けたトルコを支援します。総社市が登山家の野口健さんや国際医療ボランティア団体AMDAと連携して集めた寝袋が、現地に向けて発送されました。

「寒さをしのいで」と、市民や企業などから寄せられた善意の寝袋です。2月9日から募集していた総社市には、きょう(17日)までに、岡山県内外から828個の寝袋が届きました。懸命な救助活動が続く一方、トルコでは死者の数が3万8千人以上、シリアでも5800人以上となっています。

集まった寝袋はいったん国内の集積拠点がある神奈川県海老名市までトラックで運ばれます。

(野口健さん)「海外で震災が起きても、あすは我が身というのが、どこかで多くの方がお持ちだと思う。ですから、今トルコが困っているんだから、助けようというところに動きが起きたのでは」

(AMDA難波妙理事)「寒いのも、マイナス17度だったとか。ただ、日中は15度くらいまで上がるみたいなので、寒暖の差が厳しいんじゃないか」

総社市では、今後もトルコ政府と連絡を取り合い、必要な支援を続けることにしています。