トルコとシリアを襲った大地震で死者が4万3000人を超える中、16日も生存者ががれきの中から救出されました。余震の影響とみられる被害も出ています。

地元テレビ局によりますと、トルコ南部カフラマンマラシュでは16日、17歳の女性が地震発生から248時間ぶりに、がれきの中から救出されました。

懸命な救助活動が続けられる一方で死者は増え続けていて、トルコで3万8000人以上、シリアでは少なくとも5800人が亡くなり、犠牲者は両国あわせて4万3000人以上に上ります。

被災地で被害を拡大させているのが余震です。トルコ当局によりますと、4300回以上の余震が確認されています。

トルコ南部アディヤマンの村では山から岩が崩れ落ち、住宅を襲いました。6日の地震で崩落していた岩が15日の余震で転がって割れ、複数の住宅に衝突したとみられています。住民は避難し、テントで暮らしているということです。

また、シリア北西部イドリブ県のトゥルール村では川の堤防が決壊、住宅や畑が浸水しました。地震発生後に堤防に亀裂が見つかり、土嚢を置きましたが、その後の大雨で川が増水し、洪水が発生したということです。