チャイナエアラインの思惑は…

こうした点を踏まえ、定期便の再開には何が必要かを話し合うセミナーが開かれ、台北便を運航するチャイナエアラインの名古屋支店がリモート出席しました。

チャイナエアライン名古屋支店 
伊藤勲旅客営業部長:
「台湾人のお客様は約77パーセント。日本人のお客様は23パーセント。約3.3倍の差があります。もう少し日本からのお客様を増やしていくというのが我々の課題」

チャイナエアラインは、日本からのアウトバウンド増加に向けて海外旅行は台北経由にするなどアジアの拠点としての台北の重要性をアピールしました。

富山・台北便利用促進会 松田隆会長:「台湾人観光客が来れば『あ、いいところだな』と、どんどんお客さんが増えると思います。アウトバウンドに関しては、我々がもっと台湾の魅力をお客さんに伝えていけば必ず増えていくと思っています」

また、4月13日の台北臨時便の初日は日本からの観光客や旅行業者も利用できることが決まっていて定期便再開への足がかりとして期待が高まっています。

富山・台北便利用促進会 松田隆会長:「3年間で台湾も変わったところが多いかなと思いますので、我々もできるだけ早く行ってそこを把握して新しい魅力を探したいなと思います」