倉敷市の中学校で、数え年の15歳を祝う「立志式」が開かれました。招かれた航空会社の社員が、将来の仕事選びなどについて、中学生にアドバイスを行いました。

「立志式」は、古来の成人の儀式である「元服」にちなんだもので、数え年の15歳を祝い、将来大人になるための自覚を持ってもらいたいと行われたものです。

倉敷市立東中学校で開かれた式には、2年生約200人が参加。立志式に招かれた航空会社の客室乗務員らから、大人になって働くことや社会人の心がけなどについての話を聞きました。

(ANA客室乗務員 市川菜美子さん)「自分の意見を主張するだけでなく、他の人に対してもリスペクトの心を持って丁寧に接してほしいなと思います」

(倉敷市立東中学校 2年生)「今回の講演のおかげで、将来にちゃんと自分で目を向けていけるようになったので、とてもいい経験になったと思います」

(倉敷市立東中学校 2年生)「将来の夢が今、あいまいだったのですけど、部活動とか友だちを大切にすることも夢に向かっての1つなんだなと思って、これからもっと努力していこうと思いました」

生徒は、国際的な視野で物事を考えることや、コミュニーションの大切さについても学びました。