福島市で衰弱していた野鳥のコハクチョウから、鳥インフルエンザが検出されたことが分かりました。
県によりますと、2月12日、福島市岡部地内で、野生のコハクチョウ1羽が衰弱しているのが見つかり、保護されましたが、翌13日に死んだということです。
県の簡易検査では、鳥インフルエンザ「陰性」でしたが、その後、環境省で遺伝子検査を行ったところ、「陽性」と判明したということです。高病原性かどうかは、判明まで1週間ほどかかる見込みです。
県は、コハクチョウが発見された半径10キロ圏内の野鳥監視重点区域と県内の主な飛来地で野鳥の監視を強化しています。
福島市では、現段階で他の死骸や衰弱個体は確認されていないということです。
県は、野鳥の死骸を発見した場合は、素手で触らず県の自然保護課(024―521―7740)や、各地方振興局に連絡するよう呼びかけています。














