大分県内で去年、薬物犯罪によって摘発された人数は106人にのぼり、大麻事案が過去最多となっています。
県警によりますと去年、県内で覚せい剤や大麻など薬物の犯罪で摘発されたのは106人で前の年から10人増加しました。このうち大麻による事案は64人と前年から26人増え、過去最多となりました。
主なものでは去年4月、豊後高田市で大麻を密売していた20代の男や客など9人が摘発されました。また、大分市内ではおととしから去年7月にかけて、大麻やMDMAなどの薬物を扱っていた密売人の20代の男や客など14人が摘発されています。
大麻の密売や所持などで摘発された9割以上が40歳未満で、県警は若い世代が興味を持ちやすくSNSなどで手に入りやすいことから大麻の摘発人数が増えたと分析しています。