17日に岩手県でスキー競技の冬季国体が開幕します。上位入賞を目指す青森県選手団のクロスカントリーチームが大会会場で最終調整を行っています。

あさって開幕する「いわて八幡平白銀国体」はスキーの4競技で争われ県選手団は総勢70人が出場します。このうち、上位入賞を目指すクロスカントリーチームはいま、大会会場で実戦さながらの調整をしています。

県勢女子のエースとして期待されているのは中学時代から全国舞台で活躍する横濵汐莉選手です。2026年にイタリアで開催されるオリンピックを目指して大学卒業後は弘前市の企業チームに所属。2022年末に左手首を骨折しましたが順調に回復し大会に向けて準備を整えています。

※クロスカントリースキー成年女子・横濵汐莉選手「今できることをしっかり準備して順調に練習できている。個人・リレー2種目どちらも入賞を目指して少しでも青森県に貢献できるようにがんばります」

また、男子では2022年の北京オリンピックにバイアスロン代表として出場した枋木司(こぼのき・つかさ)選手が13年ぶりに国体に復帰。日の丸のウエアを着て、軽快な滑りを見せ健在ぶりをアピールしました。

※クロスカントリースキー成年男子・枋木司選手「久しぶりに日本のレース、国体に戻ってきた。本当に楽しみながら走ろうと思います」

国体は17日開幕し、クロスカントリースキーは大会2日目の18日に競技が始まります。