福島県内では、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行の警戒が続いています。
県が83の医療機関で行っている定点調査によりますと、2月6日から12日までの1週間で確認されたインフルエンザの患者数は333人で、前の週より54人増加しました。
地域別では、いわき市が76人、次いで会津が62人、県中で52人、福島市で47人などとなっています。

県は「流行入りしてから6週目で感染者数が再び増加に転じていることや、コロナ禍前の4年前は10週目にピークを迎えたことなどから、引き続き警戒が必要」としています。
一方、14日に確認された新型コロナウイルスの感染者数は、郡山市で78人、県中で61人など合わせて433人で、29日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

入院は140人で重症はいません。病床使用率は18.3%です。
また、県は県内の医療機関に入院していた50代男性と70代男性のあわせて2人が、2月上旬に亡くなったと発表しました。














