治安や社会情勢の変化などに対応しようと、岡山県警は「警察施設再編指針」を策定しました。警察署などの統廃合などを含めた再編成を検討するとしています。

今回策定された「岡山県警察施設再編指針」は、厳しい財政下で、警察官の大幅な増員が見込めない中、社会情勢などの変化に対応していこうというものです。

現在、岡山県内にある22の警察署や交番・駐在所の統廃合も含めた再編により、警察署間の業務負担格差を解消し、県民の安全・安心の実現を目指すとしています。

再編の方向性としては、「各自治体に、最低1つの警察施設を維持する」としていて、規模や治安情勢などに応じ施設を配置するとしています。岡山県警によりますと、再編成の時期や規模感などは未定だということですが、警察署の統廃合が行われた場合、平成の大合併に伴い矢掛署が廃止され、井原署に統合された2006年以来となります。