けさ(15日)は、岡山・香川の多くの地点で氷点下を記録するなど、寒い朝となりました。春が待ち遠しい中ですが、岡山市北区の岡山後楽園では、この時期の恒例行事「松の菰(こも)焼き」が行われました。

岡山城にも雪がちらつきます。けさの岡山・香川は、多くの地点で最低気温が最も寒い時期を下回るなど冷え込みました。

そんな中、岡山後楽園で行われた、本格的な春を迎える行事「松の菰焼き」です。藁で編まれた菰の中に誘いこまれた害虫が春の暖かさで動きはじめる前に、菰ごと焼き払います。この時期の風物詩を一目見ようと、多くの人が訪れました。

(来園者)「いつも感動するんだけど、けさはちょっと寒かったから来るのが億劫じゃったわあ」

「寒さとあたたかな炎のコントラストがいいな、と思って今年は見させてもらいました」

松の菰焼きも終わり、少しずつ春が近づいている岡山後楽園です。