高校3年生は間もなく卒業を迎えます。成人として迎える門出を前に金融トラブルに巻き込まれないためのセミナーが開かれました。


セミナーは18歳で成人になったばかりの高校3年生を対象に、山梨県立巨摩高校が行ったもので、SMBCコンシューマーファイナンスの担当者が「若者が巻き込まれやすい金融トラブル」について講演しました。


この中で、18歳は親の同意なく様々な契約が結べるため、悪徳商法や詐欺に遭うリスクが高くなり、10代の学生の1割あまりが詐欺などのトラブルにあっているといった現状が説明されました。


実在する企業や友人を装ってメールを送りカード番号や、暗証番号などの個人情報を盗み出すフィッシング詐欺のように、インターネット利用に絡んだトラブルが目立ち、不用意にクリックしないなどの注意を呼びかけています。


生徒:
自由に行動ができるようになった分危険が伴うことも多いと感じた。


生徒:
フィッシング詐欺は身近にも起こりうることなのできょう学んだことを考えて対策を意識して過ごしたい。


また、トラブルに巻き込まれた際は親に相談することや消費者ホットライン188を利用して欲しいと呼びかけています。