相次ぐ値上げの中で店主の判断は…
竹林堂分家 山崎店主:「形と大きさを変えたりはしたくないですね。普通のおまんじゅうと比べると割と大きめなので。そこがお客さんに好評だったりする部分もありますので。こだわっている材料だとか、通常ずっと変えないできたものは、なるべく変えないように」


江戸時代から代々受け継がれてきたとされる甘酒まんじゅう。
去年4月に、1個150円から170円に値上げしましたが、その変わることのない銘菓を買い求めて毎日、店には多くの客が訪れています。

お客さん:「おいしいから買いたいですよ。少しくらい値が上がったって。いまは物価が少しずつ上がっているからね。まんじゅうも原料が上がっとるだろう」


原材料に資材、燃料と止まらない値上げを受けことしの夏には再値上げを検討しているといいますが6月1日の風物詩、「朔日饅頭(ついたちまんじゅう)」までは現価170円のまま提供したいと話します。

竹林堂分家 山崎店主:「長い歴史のなかで育まれてきたものもありますし。特に富山市は、ある種、風習みたいな部分でなくてはならない存在のお菓子ではあると思うんですね。できることならこれだけは上げたくない」


