青森市の新年度の当初予算案は総額1229億円と発表され、小野寺晃彦市長の辞職を見据え、義務的な経費を中心とした「骨格予算」となりました。

青森市の新年度予算案の総額は、前の年度を9億円、率にして0.7パーセント下回る1229億円です。小野寺市長は6月の知事選出馬による辞職を見据え、義務的な経費が中心の「骨格予算」で編成しました。

※青森市 小野寺晃彦市長「新市長が存分に腕を奮っていただけるように私自身は自分が責任を持てる範囲まで、6月までの予算案を責任を持って組ませていただいた」

予算案の主な内訳は、青森市が2022年10月に導入した小中学校の給食費の無償化に9億9700万円、新型コロナのワクチン接種に7億3700万円などで、21日に開会する定例市議会に提案されます。