そして支援ルートに動きがありました。
2月13日、国連の声明によりますと、シリアのアサド大統領が反体制派地域への支援ルート、先ほど一つのみとお伝えしましたが、新たに3か月の間、2か所増設するということです。
NPO法人の杉谷さんによりますと…

NPO法人「スタンド ウィズ シリア ジャパン」杉谷遼 副理事長
「支援ルートが増えたことは嬉しいが対応が遅すぎる」
「みなさんには寄付と共にシリアが抱える政治的問題に少しでも関心を持ってもらいたい」
井上キャスター:
シリア政府の対応の遅さってのは大変もどかしいですけど、実際日本を含めて海外からも救助隊が今、現地に入っている。でも入っても、シリアは特に治安が悪化していて救助活動が行えない。物・人があっても結局、被災者に届けることができないっていう状況続いてるみたいですね。
ホランキャスター:
やはり安全が確保できないと活動できないという背景もありますので、せめてこの時期だけ安全に命を救う皆さんの捜索する支援することが自由にできるような状況になってほしいなと思いますよね。