日本一を目指して、様々なジャンルの料理人が「オリジナル・オムライス」で腕を競い合います。全国大会出場を目指し、きょう(14日)中四国大会が開かれ、岡山・広島の3つの店舗が火花を散らしました。果たして勝利したのはどんなオムライスだったのでしょうか?

「鉄板焼店です」
「和食料理です。割烹料理店をやっているので」

多様なジャンルの料理人がオリジナル・オムライスで腕を競う、「カゴメオムライススタジアム」です。

岡山市北区で行われた中四国地区の予選会には、書類審査を通過した岡山と広島の3店舗が出場。

予選を勝ち抜き、全国大会で優勝すると「日本一食べたくなるオムライス」の称号が与えられます。審査ポイントの一つは「地域性」です。

( にこにこキッチンさんさん・山本龍さん)「烏城(岡山城)をイメージしています」

岡山市北区で洋食店を営む、山本龍さんです。山本さんは、卵に黒ゴマや醤油などを混ぜて「岡山城の黒色」を表現しました。

最後に、シャチホコに見立てた春巻きの皮のフライを載せて完成です。

「はい、できあがりました」

これぞ、岡山城のオムライス!

対する岡山市北区の鉄板焼き店は、岡山県産のカキを使ったオムライス。

そして、広島県三原市の和食料理店は、タコ飯と出汁巻き卵を使ったオムライスで勝負に出ました。

(審査員)「どのオムライスも言うことがない。よく出来ている」

果たして中四国代表は?

「代表は、味処亀華庵さんです」

(味処亀華庵・亀本恵祐さん)「和食料理店の自分が優勝できるなんて思っていもいなかったので、とても嬉しく思っています。これからも練習していきたいと思います」

オムライススタジアムはさらにWEB投票を経て、今年5月に東京で決勝戦が行われます。