J2開幕を前に、いわきFCの地元の商店街や温泉街では「J2入りは地域の活性化につながる」という声が多く、期待が高まっています。

いわきFCの試合を観戦する人を迎えるのが、いわき市の湯本温泉。

商店街の人「応援の力も高まってきていると感じますね。この温泉街も、一時期静かになってしまったんですけども、いわきFCと共に盛り上がっていければなと思いますね」

商店街の人「全国からお客さんが来てくれて、ここが賑わってくれたら、活性化していいんじゃないかなと思うんですけどね」

一方、温泉旅館では、早くも経済効果が出始めていました。

雨情の宿新つた・若松佐代子女将「宿泊予約はいただいていますね。サッカーの応援のためにいらっしゃいますと」

明治10年から続く老舗旅館「雨情の宿・新つた」の女将・若松佐代子さん。

新つたでは、3月にいわきグリーンフィールドで行われる、いわきFC対東京のFC町田ゼルビアとの試合を観戦しようと、すでに県外から宿泊予約が入り始めていると言います。

雨情の宿新つた・若松佐代子女将「J2は全国ですから、いわき湯本温泉を知っていただくためには、大変いいチャンスだと思いますよね」

そして、湯本温泉の組合に加盟するほとんどの旅館やホテルでは、宿泊客以外にも温泉を楽しんでもらおうと日帰り入浴に対応するなどして、訪れた人たちをもてなすことにしています。

若松女将「温泉に入って、常磐もの、それから福島のお酒を召し上がっていただきたいですね」