トルコ南部を震源とする地震は発生から1週間経ちましたが、今も犠牲者の数は増え続けています。なぜ被害がここまで大きくなったのでしょうか。
パンケーキが重なるように倒れる建物 “柱の弱さ”が原因か?
ホラン千秋キャスター:
トルコと、その隣のシリアで、2月13日現在、死者数は、トルコで2万9600人超、シリアで3500人超、合わせて3万人を超えている状況です。

国連のグリフィス事務次長は「(最終的な死者数は)正確に推定することは難しいと思う。しかし2倍以上になることは間違いないだろう」としています。

なぜ、ここまで被害が大きくなったのか。
東京大学地震研究所の楠浩一教授は、「“パンケーキクラッシュ”が要因のひとつ」だと話します。
これは、非常に危険度が高い建物の壊れ方で、1階部分から、建物がそのまま、2階、3階、4階と、きれいに重なるようにして崩れる。これが、重なっているパンケーキの姿に似ているということで、パンケーキクラッシュと呼ばれています。こういった倒壊が多く見られているということです。

その原因について、楠教授は「“柱の弱さ”にあるのではないか。例えば、鉄筋などの補強材が、入っていなかったのではないか」と話します。















