会社役員の男性が交通事故防止に役立ててもらおうと、白バイ仕様に改造した大型バイクの「ハーレーダビッドソン」2台、あわせて1400万円相当を栃木県警に寄贈しました。

ハーレーダビッドソンの白バイ2台を寄贈したのは、栃木市の会社役員・中村和男さん(69)です。おととし7月、中村さんから「交通事故防止に役立てて欲しい」と栃木県警に申し出があり、白バイ仕様への改造を含めて費用は2台あわせておよそ1400万円だということです。

納車にあわせてきょう、栃木県庁で寄贈式が行われました。式には、福田富一知事や難波健太県警本部長が出席し、中村さんに感謝状が手渡されました。

栃木県警交通機動隊 山根徹 隊長
「ハーレーの白バイは国内でもなかなか類を見ない、トライクの白バイはおそらく唯一で驚いた。県内の一般道路での交通指導や交通安全イベント等、広報啓発活動に役立てていきたい」

寄贈されたうち1台は「トライク」と呼ばれる3輪のもので、「トライク」の白バイは全国初です。