財務省は、税収で返済する必要がある普通国債の発行残高が去年12月末に初めて1000兆円を超えたと発表しました。

財務省はきょう、2022年12月末時点の普通国債の発行残高は、3か月前から11兆9807億円増え、1005兆7772億円となり、初めて1000兆円を超えたと発表しました。仮に日銀が大規模な金融緩和を修正するなどして金利が上昇した場合、利払い費が急増することになります。

財投債=財政投融資特別会計国債や借入金、政府短期証券などもあわせた、いわゆる「国の借金」は1256兆9992億円となりました。